2025年07月07日

子どもの熱中症とは・・・
人間は、汗をかくことで体温調節していますが、高温の炎天下などで大量に汗をかきすぎると、体の水分や塩分が失われ、体温調節がうまくできなくなってしまいます。その結果、元気がなくなったり、けいれんを起こしたり、さまざま症状を引き起こします。これが、熱中症です。

どんな症状があるの?
・軽度・中等症
元気がない、活気がなくなってきている、熱がでるなど
・重症
声をかけても反応しない、応答がおかしい(意識障害)、けいれんなど

子どもは熱中症になりやすい?
子どもは、体温調節機能が十分に発達していないため、特に汗をかく機能が発達しておらず、大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまうため、体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。

子どもは、照り返しの影響を受けやすい
子どもは体重に比べて体の表面積が広い分、気温など周囲の環境の影響を受けやすくなっています。また、幼少期の子どもは大人よりも⾝⻑が低い為、地面からの照り返しの影響を強く受けます。そのため、大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいることになります。

自分では予防できない
子どもは自分で自らの体調の変化を訴えられないことがあります。屋外でずっと遊んでいると、その楽しさに夢中になってしまい、⾝体に異変が起きていても気づかないのです。そのため異変がないか、周囲の大人が気にかける必要があります。




≫みんなで見守り「こどもの熱中症を防ぎましょう」(こども家庭庁)
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≫熱中症予防のための情報・資料サイト
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