2022年12月16日

今週の注目感染症 令和4年・第49週(12月5日~12月11日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは定点当たり患者数が1.57人となり、流行入りの目安となる1.0人を上回りました。
 盛岡市は同患者数6.36人で他地区に比べて多く、市内の学校では休業措置が報告されています。
 予防には、外出後の手洗いを石けんと流水でしっかり行い、ワクチン接種が推奨されます。
 ワクチンは効果が現れるまで2週間ほどかかるので、早めの接種が望まれます。

・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が中部地区の教育保育施設2施設で発生しました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、食事前や用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比215人増の10259人でした。
 年末年始に帰省や旅行など外出を計画する人は、基本的な感染対策の再確認をしましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
(@iwatevscovid19)ID検索またはQRコードから友達追加



【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和4年12月16日更新)