2023年06月09日
令和5年 第22週 (5月29日~6月4日)
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・ウイルス性肝炎の報告が1例ありました。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症は、定点あたり患者数が6.44人と3週続けて増加しました。
県央・中部・宮古・久慈地区でクラスターの発生が計6件ありました。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策に留意してください。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行います。
・感染性胃腸炎は増加しました。
集団感染事例が盛岡市内の教育保育施設で計2例報告されました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
タオルの共用は避けましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
その際は換気も忘れずに行いましょう。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、盛岡市で報告が多くなっています。
発熱や全身倦怠感、咽頭痛を主症状とする細菌感染症で、肺炎や腎炎などの合併症を引き起こすこともあります。
予防には、手洗いやうがいのほか、患者との濃厚接触を避けることが重要です。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年6月9日更新)