2023年04月14日
令和5年 第14週 (4月3日~4月9日)
【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは6週続けて減少しました。
定点当たり患者数10人を超えた地区はありませんが、県央・釜石地区でやや増加しました。
咳エチケットや外出後の石けんと流水による手洗いを徹底し、十分な栄養と睡眠をとる等体調管理が大切です。
症状がある場合には、学校や職場には行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で計1例報告されました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
タオルの共用は避けましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
その際は換気も忘れずに行いましょう。
〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比204人増の543人でした。
下げ止まりから増加に転じる可能性もあるため、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の継続を推奨します。
新型コロナウイルス感染症は、5月8日に5類感染症に移行し、陽性者の登録や自宅療養の要請は終了します。
県は、有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を5月8日以降も継続します。
なお、無料検査やキットの送付支援は3月31日で終了しました。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年4月14日更新)