2023年06月16日
令和5年 第23週 (6月5日~6月11日)
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症は、定点あたり患者数が4.87人と減少しましたが、盛岡市や県央・一関・釜石・宮古地区でクラスターの発生が計6件ありました。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策に留意してください。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行います。
・ヘルパンギーナは例年6月中旬頃から増加し始めますが今年は既に奥州・二戸地区で報告数が警報値(定点あたり患者数6人)を超えました。
発熱とのどの痛み、口の中に現れる水疱性発疹を主症状とするウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行する夏風邪の代表的疾患です。
乳幼児は口内の発疹により水分を摂取しにくくなるので脱水に注意が必要です。
予防には手洗いやうがいのほか、患者との濃厚接触やタオルの共用を避けることが重要です。
・手足口病は、口内や手足に現れる水疱性発疹を主症状とし、乳幼児を中心に夏季に流行する感染症です。
まれに髄膜炎等を併発することがありますので、高熱や嘔吐等がある場合は速やかに受診してください。
予防にはヘルパンギーナと同様の対策が必要です。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年6月16日更新)