2023年12月01日

令和5年 第47週 (11月20日~11月26日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が10例ありました。
そのうち4例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が2例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点あたり患者数は33.97人となり、警報値である30人を超えました。
県央、中部、宮古、奥州地区及び盛岡市で警報値を超えています。
年齢層別では15歳未満が約7割と高い割合を占めており、学校等休業措置も56件となり前週より増加しました。
拡大防止のため、流水と石けんによるこまめな手洗い、アルコール製剤による手指消毒、咳エチケット等の感染予防対策を徹底するよう心がけましょう。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者数は2.78人となりました。
県内のクラスターの発生は2件で、その内訳は高齢者施設1件、医療施設1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・咽頭結膜熱は県央地区で定点あたり患者数が8.17人となり、警報値である3人を3週続けて超えています。
発熱、咽頭炎、眼症状を主訴とする小児の急性ウイルス性感染症です。
予防には患者との密接な接触を避け、タオルは共用せず、流水と石けんによる手洗いを励行することが重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年12月1日更新)