2024年01月19日

令和6年 第2週 (1月8日~1月14日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が4例ありました。
そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・アメーバ赤痢の報告が1例ありました。
・水痘(入院例)の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・新型コロナウイルス感染症は増加し、定点あたり患者数は10.34人となりました。
県内のクラスターの発生は8件で、その内訳は高齢者施設5件、医療施設2件、福祉事業所1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・インフルエンザは前週より減少し、定点あたり患者数は9.87人となりました。
今月、県環境保健研究センターの検査でB型が検出されています。
現在、AH3亜型(A香港型)とAH1pdm09が流行していますが、B型に感染する可能性もあるので、ワクチン未接種の方にはワクチン接種を推奨します。
予防効果が現れるまでに2週間程度かかるため早めの接種が望まれます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・感染性胃腸炎は増加し、定点あたり患者数は5.33人となりました。
集団発生が中部及び宮古地区の教育保育施設でそれぞれ1件ありました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、トイレの後は手を洗いましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理してください。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和6年1月19日更新)