2023年12月29日
令和5年 第51週 (12月18日~12月24日)
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が3例ありました。
4類感染症
・レジオネラ症の報告が1例ありました。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・水痘(入院例)の報告が1例ありました。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より減少し、定点あたり患者数は29.92人となりましたが、久慈、奥州、一関、宮古、大船渡地区で警報値である30人を超えています。
年齢層別では15歳未満が約7割と高い割合を占めており、学校等休業措置も36件と多くなっています。
拡大防止のため、流水と石けんによるこまめな手洗い、アルコール製剤による手指消毒、咳エチケット等の感染予防対策を徹底するよう心がけましょう。
現在、AH3亜型(A香港型)とAH1pdm09が流行しており、2度感染する可能性があるので、ワクチン接種が勧められます。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症は増加し、定点あたり患者数は3.84人となりました。
県内のクラスターの発生は3件で、その内訳は医療施設2件、高齢者施設1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・冬休みを利用して海外へ渡航する方は、海外で感染症にかからないために、発生情報や予防方法について厚生労働省検疫所や外務省の海外安全ホームページ等で確認してください。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年12月29日更新)