2023年07月21日

令和5年 第28週 (7月10日~7月16日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が6例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・ヘルパンギーナは5月中旬以降連続して増加し、今週の県内の定点あたり患者数は警報値の6人を超え18.50人となりました。
 本症は発熱とのどの痛み、口内に現れる水疱性発疹を主症状とし、乳幼児を中心に夏季に流行するウイルス性の疾患です。
 今季、県環境保健研究センターの検査でコクサッキーウイルスA4を検出しています。
 予防には患者との濃厚接触を避け、手洗いやうがいを励行することが重要です。
・手足口病は増加し、一関地区で定点あたり患者数が警報値の5人を超えています。
 口内や手足に現れる水疱性発疹が主症状の乳幼児を中心に夏季に流行する感染症です。
 まれに髄膜炎等を併発することがあり、高熱や嘔吐等がある場合は速やかに受診してください。
 予防にはヘルパンギーナと同様の対策が必要です。
・新型コロナウイルス感染症は増加し、定点あたり患者数は6.98人となりました。
 県内でのクラスターの発生は4件で、その内3件は高齢者施設での発生でした。
 引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認を行いましょう。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年7月21日更新)