2023年06月02日

令和5年 第21週 (5月22日~5月28日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が3例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が1例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは減少しましたが、奥州・一関・大船渡・釜石・久慈地区で学校等休業措置が計6件ありました。
咳エチケットや外出後の石けんと流水による手洗いを徹底し十分な栄養と睡眠をとる等体調管理が大切です。
発熱、咳、喉の痛み等の症状がある場合には、学校や職場には行かずに医療機関で医師の診察を受けるか休養しましょう。
・感染性胃腸炎は前週と同じ報告数でした。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
タオルの共用は避けましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
その際は換気も忘れずに行いましょう。
・新型コロナウイルス感染症は、定点あたり患者数が5.97人と2週続けて増加しました。
盛岡市や県央・中部・一関・釜石・宮古地区でクラスターの発生が計8件ありました。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策に留意してください。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行います。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年6月2日更新)