2023年12月15日

令和5年 第49週 (12月4日~12月10日)

1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が2例ありました。
そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・急性脳炎の報告が1例ありました。
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が3例ありました。
・梅毒の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは前週より増加し、定点あたり患者数は40.06人となり、警報値である30人を3週続けて超えました。
年齢層別では15歳未満が約7割と高い割合を占めており、学校等休業措置も72件となり前週より増加しました。
拡大防止のため、流水と石けんによるこまめな手洗い、アルコール製剤による手指消毒、咳エチケット等の感染予防対策を徹底するよう心がけましょう。
症状がある場合は、感染を広げないようマスクを着用のうえ、早めに受診しましょう。
・新型コロナウイルス感染症は増加し、定点あたり患者数は3.54人となりました。
県内のクラスターの発生は5件で、その内訳は高齢者施設2件、医療施設2件、福祉事業所1件でした。
高齢者や基礎疾患のある方は注意してください。
引き続き、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の確認をお願いします。
県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」の運用を継続して行っています。
・感染性胃腸炎は減少し、定点あたり患者数は4.90人となりました。
ノロウイルスによる集団発生事例が教育保育施設で1例ありました。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
調理や食事の前、トイレの後は手を洗いましょう。
患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理してください。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年12月15日更新)