2023年05月12日

令和5年 第18週 (5月1日~5月7日)

【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が1例ありました。
 潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・つつが虫病の報告が1例ありました。

5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が1例ありました。
・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1例ありました。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは減少しましたが、釜石地区で定点当たり患者数が26人でした。
 また、奥州地区で学校等の休業措置が1件ありました。
 咳エチケットや外出後の石けんと流水による手洗いを徹底し十分な栄養と睡眠をとる等体調管理が大切です。
 症状がある場合には自宅等で休養しましょう。
・感染性胃腸炎は減少しましたが、ノロウイルスによる集団感染事例が盛岡市と奥州地区の教育保育施設で計2例報告されました。
 胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
 タオルの共用は避けましょう。
 患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で処理しましょう。
 その際は換気も忘れずに行いましょう。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は、前週比228人増の900人でした。
 下げ止まりから増加に転じており、手洗い・咳エチケット等基本的な感染予防対策の継続を推奨します。
 県は有症者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用を継続して行います。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年5月12日更新)