2023年02月03日
令和5年 第4週 (1月23日~1月29日)
【概要】
1類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症
・結核の報告が6例ありました。
そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症
・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
4類感染症
・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が1例ありました。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は、ノロウイルス及びサポウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設及び高齢者施設の計12施設で発生しました。
集団生活を営む施設は注意が必要です。胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要です。
患者の吐物や便には大量のウイルスが含まれ、感染源となります。
使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系消毒剤で適切に処理しましょう。
・インフルエンザは前週より増加しました。県内複数の学校及び教育保育施設で休業措置が報告されています。
外出後の手洗いは石けんと流水でしっかりと行いましょう。
・RSウイルス感染症は、奥州地区で定点当たり患者数4.25人で増加がみられました。
特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比1376人減の2947人でした。
場面に応じたマスク着用、手指衛生、3密回避など基本的な感染対策は継続しましょう。
発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控えることが重要です。
「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和5年2月3日更新)